きょうは晴れ。
昨日、トランプ氏が「アメリカを再開する」(Opening up America Again)ためのガイドラインというものを発表しました。
トランプ氏が関与ということで怪しいものと思いがちですが、内容はまともです。
ただ、これをいつ実行して、それぞれのフェーズがどれくらい続くのか、というのは、政治的な問題なのでしょう。
以下、上のBBCの記事からの引用です。
第1段階では、不可欠ではない移動を避け、集団で集まらないようにするなど、現行のロックダウンの内容の多くが含まれる。レストラン、礼拝所、スポーツ施設などの大規模施設については、「人と人の距離を開ける厳格な対策の下で営業できる」という。
新型ウイルスの流行再発の根拠がない場合、第2段階にうつる。不可欠ではない移動が許可され、学校も再開できる。バーは人数を制限すれば営業できるという。
第3段階では、感染症状や感染者数が減少傾向にある州の場合、物理的に人同士の距離を保つことを条件に「公共の場での交流」が認められる。職場での人員制限も行わない。介護施設や病院への訪問も再開され、バーも入店人数を増やせるという。
昨日は、ハーバードのサンデル教授 の「パンデミック倫理学」の討論会を聞いていました。あまり盛り上がらなかったのですが、YouTubeでも公開されています。
このなかで、COVIDと経済活動の関係を考える点で、ひとつの例えとしてあったのが、
毎年、交通事故で多くの人が亡くなっている。でも、制限速度を下げれば、交通事故で亡くなる人の数は減少させることができる。なぜそうしないか。
ということでした。いつものように正解のない問いかけです。