わがまま科学者日記

純粋に科学のお話をしたい。。

特別編 New Normalでのラボ再開(その43)

くもり。天気が不安定になっています。

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ラボ再開の方は、シフト制のために、なかなか想定より進まないことを別とすれば、それなりに順調なのだと思います。大学のもう一つのセクションは事務です。こちらの方は、まだWFHを続けていて、事務担当者が大学に来ないという状態です。

日本では印鑑が必要なことが多く、印鑑のために出勤したりするという問題が大きな問題になっていました。米国では署名ですが、この解決には3つのやり方があると思います。

1)研究者のレターの場合は、手書きサインをjpegなどにして、必要なところにグラフィックスとして組み込んで送付する。

2)紙の書類にサインした後で、それをスキャナーでスキャンして、そのファイルをPDFなどにして、電子的に送付する。

3)また、以前から電子署名が発達していてAdobe PDFのソフトで電子署名する。これはビジネスでも広く使われていると思います。

1)、2)は簡易的なものですが、あまり法的なものでなければ、これでよいというものが多いです。

その他に、別の書類のコピーを添付する必要があることが頻繁にあります。これも、COVID以降、大抵のものはスキャンしたものをPDFにして送付するということで良いことになっています。ただ、米国では法的なものについては、公証Notaryとか、目撃人Witnessの制度(法的、慣習的なもの)があって、書類がホンモノかどうか、立ち会いのもとで保証、確認してもらうようなやり方が昔からあります。これは、COVIDの時代にあっては印鑑以上に厄介なものだと思います。つまり、誰か第三者が近くにいないといけないのです。事務が閉鎖されていて事務担当者(第三者としての役割をする)と直接会えないような場合、困難が予想されます。

いずれにしても、ラボ再開という研究者側の都合は良くても、事務関係ではいろいろな問題が生じやすいと思います。この時期に、日本から研究だけを考えて留学してくると、このような問題に遭遇する可能性が高いです。