わがまま科学者日記

純粋に科学のお話をしたい。。

特別編 New Normalでのラボ再開(その44)

くもり。今週はずっと不安定な天気になっています。

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世界中の大学や学術機関がCOVID-19の影響を受けて、閉鎖やWFHなどになっていて、研究に関わるほとんどの人に大きな影響を与えてきています。研究者の活動といっても、実際の研究活動、学会活動、教育活動、啓蒙活動など様々なものがあります。また、研究活動といっても、実際に実験をしたりすること、解析をするもの、論文を書くこと、更に研究費を得るためにグラントを書くというようなものもあるでしょう。これらは、研究者自身のためにやっているという種類のものだと思います。学会活動では、学会で発表したりすることだけではなく、学会の社会的活動、更にはシンポジウムをオーガナイズしたりすることも大切な活動でしょう。COVID-19感染拡大下では、どこかに集まって学会や研究会を開いたりすることが、全く不可能になっているので、この影響は非常に大きいです。

また、研究者のコミュニティでは、論文の査読やグラントの審査といったもの、こういうのは直接的に研究者自身のためにやっているわけではないですが(間接的には意味がある)、重要な活動であるわけです。

(続く)