わがまま科学者日記

純粋に科学のお話をしたい。。

特別編 New Normalでのラボ再開(その51)

曇り。

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最近、キャンパスを歩いていると、こういう感じの新しい案内板をあちこちで見かけます。このロックダウンのなかで、設置されているものです。

上の地図は、実は上の方が南になっています。しかし、この案内板の設置されている場所と、この案内板の向きを考えると、これが正しい。つまり、案内板を設置する場所やその設置方向まで考えて、描かれているものです。

また、上の方のAllston(オールストンと読む)、つまりチャールズ川の向こう側が強調されて描かれています。Allstonというのは、実は、Boston市の一部で、メインキャンパス(つまりジョンハーバードの銅像やメモリアルホールなどがあるところ)はCambridge市にあります。Allstonキャンパスは、メインキャンパスから眺めのよい川を渡って歩いて行けるところですが、上の地図のように結構広いです。

Cambridge市というのは、マサチューセッツ工科大学MITもあり、大学の街です。ハーバードメディカル・スクールのキャンパスはずっと離れたボストン市内にあります(こちらは徒歩では行けないところにあります)。

Allston側にあるのは、スタジアム(上の地図で馬蹄形)などの運動系施設、そしてMBA教育で有名なハーバードビジネススクールのキャンパスです。そして、この5年くらい開発しているのが、もう少し上の方の科学技術研究系の施設です。既に建物がほぼ完成しているのですが、このロックダウンで工事が中止になりオープンが遅れているのでしょうか(一番下の写真)。

最近、この付近を含めた交通システムの大規模な開発計画が発表されています。どうも、こちらにT(地下鉄)を延ばしたりして、駅を作ったりするらしい。まだずっと先のこととは思いますが。。

いずれにしても、大学が本格的に関わるらしいので、このような案内板の設置は、その宣伝活動の一貫なのだと思います。

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