わがまま科学者日記

純粋に科学のお話をしたい。。

特別編 New Normalでのラボライフ(8月末)

 8月末になり、キャンパスは若い学生がかなり増えています。また、州外のナンバーの車が多くなって、あちこちで引っ越しをしている様子を見かけます。

マスクをした若い学生が集まって、話しているのを見かけると、キャンパス内あるいはその近辺で感染が広がるリスクというのがとても高まっているようにも感じます。

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寮に住む学生は週3回、キャンパスに週4時間以上滞在する大学の関係者は週1回の検査を受けなければなりません。大学のウェッブサイトに、COVID-19検査のダッシュボードなるものができていて、「陽性」の数がわかるようになっています。 

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これを見ると、毎日、一人くらいのペースで陽性がでているようです。大学生の方の検査も始まっていると思いますが、こちらはまだ陽性がでていないのでしょうか。最初は、かなり陽性がでるのではないかと思っていましたが、この調子なら大丈夫なのかもしれません。大学の方でも、最初は50人くらいの陽性が出るということを想定し、その隔離のための施設を用意しているそうです。

大学では授業は基本的にすべてオンラインになっていて、対面授業というのはやっていないようです。海外にいる大学生や院生も多くいて、その人達も参加しているようですが、「時差」の問題が話題になっています。

基本的には米国の時間に合わせて授業を行うわけですが、米国内でも時差があります。更に、ヨーロッパ、アジアにいる学生も同じ時間で聴講するわけですが、米国の昼はアジアでは真夜中、ヨーロッパも夕方となり、いろいろな時間帯の学生がいるので、とても難しいということのようです。