わがまま科学者日記

純粋に科学のお話をしたい。。

特別編 COVID-19でラボ閉鎖(その53)

今朝は晴れで、風もなく、暖かめです。アイビーの若芽もでてきました。

午後からは、風もでてきて、雨も降るような気配です。

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 マサチューセッツ州知事が、正常に戻すための4ステップを現在検討中で、5/18ごろにはそれを実行するという発表をしました。いよいよ動き出しそうです。

 

ところで、今朝はブロード研究所(MIT/Harvard)のRegevさんが、Genentech(今はRocheの子会社)にヘッドハンティングされて移籍するというニュースを目にしました。

こういう話というのは、ラボなどでは事前に何かの噂話みたいなもので聞くことも多いのですが、WFHですと、ゴシップみたいな話が耳に入らないということがあります。もちろん、これは株価にも影響するような話ですので、機密性が高いものだと思いますが。。Rocheは、このところ、COVID-19の検査キットなどでも、大きな話題があります。

Regevさんは、私のいる建物で初めてラボを持った頃から知っています。SARS-CoV-2の話でも、Human Cell Atlasの有用性が示されていますが、いろいろな疾患の研究、更には治療にこのようなアプローチが普遍的に重要であるということが実用面でも本格的に認識され始めたということなのだと思います。

 

私もこのロックダウンを利用して、scRNA-seqの項目をおおよそ完成することができました。でも、日本の製薬会社からはヘッドハンティングの話はありません(笑)。