わがまま科学者日記

純粋に科学のお話をしたい。。

特別編 New Normalでのラボ再開(その5)

きょうは曇り。 ニューイングランドの夏は、蒸し暑くなるということがないので、燃え切らない中途半端な暑さになることが多いです。そんな夏の雰囲気になってきています。

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バイオイメージングのコアファシリティでは、使用者は顕微鏡を使えず、ファシリティのスタッフが顕微鏡を使ってスキャンしたりする、ということを昨日の日記で書きました。

 

FACSのコアファシリティでも、同様で、使用者は機器を使えず、細胞をファシリティのスタッフに渡して、そのスタッフが実際に機器を使うということになるそうです。これは、ゲルのスキャナー、PCRの機器、10xのChromiumの装置なども同様で、すべてスタッフがやるということになるらしいです。

 

こういう操作というのは、既に研究者が行うものではなく、テクニシャンがやるという時代になっているということです。でも、研究者によっては、このステップは、プロトコール通りではなく、こうやって欲しい。結果をよく見て、どうするか判断していきたいという人は多いと思います。