きょうは曇り。
大学はオンライン卒業式の日です。米国では、大学の卒業式は大学の最大の行事といってよいでしょう。米国内、世界中から卒業生の家族が集まって、卒業式に出席するので、人が集まります。でも、パンデミックの社会では、一番ありえない行事だと思います。
日本ですと、大学の卒業式に親や家族が出席するというのは違和感があるのかもしれませんが、米国の場合、卒業生は家族に感謝し、成長を見せる場として、とても大切な場になっています。
5/28(木)朝のキャンパスの風景。例年ですと、この広場が卒業式の会場となります。今年は会場の設営もありません。
さて、ラボ再開の方ですが、ラボ再開の前に受講するトレーニングというのができて、私も早速受けてみました。そして修了証が発行されました。
内容は、COVID-19の症状、感染などに関する基礎的な内容、そしてラボでの活動に関する講習で、30分程度の受講時間を想定したものになっているようです。グラフィックスを多用したコースの中では、ビデオやクイズみたいなものに答えるようになっています。実際は、COVID-19に関する知識(メディアで報道されているようなこと)があれば、読み飛ばせるようなものです。
また、入構する時にCOVID-19について確認するハーバード大学のスマホアプリCrimson Clearも開発中ということです。実際にどういうことを確認するのかよくわかりませんが、おそらく熱があるとか、咳がでるとか、そういうものを確認するのではないでしょうか。教員、スタッフ、学生だけでなく、訪問客にも求められるということです。Crimsonというのは、ハーバード大学のスクールカラー(えんじ色)のことで、大学の愛称としてよく使われるものです。
MITでは、追跡アプリみたいなものも導入するらしいですが、これもそういうものになるのかもしれませんし、もしかしたら検査結果などともリンクさせていくのかもしれないです。