天気はくもり。マサチューセッツ州知事が、明日月曜日6/8からReopeningのPhase2に以降することを表明しました。Phase2でどんなものが可能になるのか、というと、これまでテイクアウトだけだったレストランの着席(最初は屋外)が可能になるというのが、個人的には関わりが大きいものだと思いました。
Reopening: When can my business reopen? | Mass.gov
Harvard Law School plaque honors those enslaved by Royall family – Harvard Gazette
当たり前ですが、バイオ系のラボでは生物を扱います。特に動物の利用は普段から様々な規制があって、マウスなどの哺乳類を使った研究はそういう規則のもとに行われています。こういう施設は普段からマウスなどの感染症について注意を払っているので、その部分については基本的に大丈夫なのですが、管理したり、使用するヒト側が問題になっています。
ラボの閉鎖の時には、実験や管理の都合で多数のマウスを処分したりしました。研究者が実験ができない。更には、マウスのエサなどの管理をする人も限られているわけで止むをやないことでした。そして、ラボ再開では、マウスを増やし、もとに戻す必要がでてきます。ただ、ヒト側の入室などがヒトの感染症対策のために制限されているために、一気に元に戻すということもまた困難な状況です。
ところで、新型コロナウイルスSARS-CoV2はコウモリ由来のコロナウイルスと言われていますが、マウスを使う動物実験施設では昔からコロナウイルスが大きな問題として知られています。
Handbook of Laboratory Animal Science, Volume I(Jann Hau, Steven J. Schapiro (Eds) ; CRC Press; 2 edition (2002))から。
Wikipediaにマウスのコロナウイルスの項目があります。