3/18にラボ閉鎖となりましたが、やはり米国でもニューヨークなどを中心に感染者が増えてきています。土曜日にハーバードスクエアに行ってみましたが、ほとんどの店は開いていません。CVSは開いていましたが、開業時間が24時間ではなくなり、夜は閉めてしまう…
ラボからデスクトップとラップトップを持ち出して、自宅にセットアップしました。一部のソフトウェアの使用や大学の図書館を通じてオンライン雑誌を見るときに必要なVPNのセットアップを行い、ほぼ使えるようになりました。ただ、オンライン雑誌はVPNを使っ…
ハーバード大学では、全寮制の学部の学生さんを寮から出して、完全にオンライン授業とする。そういう話が話題になっていました。私には直接関係ない話だと思っていたところ、3/12(木曜)のことでした。こういう話を聞いたのです。 来週の中頃になると、ラボ…
私は米国生活が20年以上にもなりますので、 生活のためのコツみたいなものも結構あります。そういうものも紹介して欲しいというリクエストもいただくことがありますので、時々紹介してみたいと思います。 日本では「レジ袋」が有料化されるというニュースが…
秋、日照時間が短くなる。 将来についての展望がない。 孤独。話相手がいない。 研究がうまくいかない。 食べ物が合わない、社会の仕組みがわからないなどの生活上のストレス。 言葉がわからない。 体調が悪くても対処の仕方がわからない。。。 。。。 海外…
このブログを読むだろう若い人の多くは、往年の生化学者であった江上不二夫(1910-1982)と沼正作(1929-1992)を直接はご存じないと思います。昭和の2人の生化学者です。前半は江上不二夫博士について、後半は沼正作博士について少し書いてみたいと思います。…
今回は最近読んだ人工知能関係の本を3点紹介したいと思います。 中身そのものをあまり紹介してしまうとネタバレになってしまうので避けますが、是非考えていきたい問題を含んだ3冊の本です。 (1)AI超大国:中国、シリコンバレー、世界新秩序 AI Superpo…
終わりつつある2018年。私の今年を振り返りながら、紹介したいと思います。 (その1は、内容が「科学」ではないので、別のところにアップしてあります。) 私の iPhoneのAudibleのスクショ。 (1)ノーベル賞 The Breakthrough: Immunotherapy and the Rac…
以前も書きましたが、この留学記は、現在にいたるまで、50回分くらいの量を想定しています。まだ、1995年くらいの時代、16回目であるということを、確認しておきたいと思います。 今回は研究そのもののアプローチでなく、研究者の人生でどんなことが大切か、…
今日のネイチャー誌に、protocols.io(下を参考)というサイトを作った Lenny Teytelmanさんのお話がでていました。実験の方法をきちんと公にしようということですが、たまたまTeytelmanさんのTwitterで、プロトコールをまとめているサイトを見かけましたの…
日本に帰国して、ラボにお金がないということだったので、民間財団の研究費に応募した。応募すると、ほとんど通過して連戦連勝という状態だった。落とされて、がっかりしたという経験がないような状態である。1995年 病態代謝研究会(山ノ内財団)・研究奨励金…
「日本」で成功したい若手研究者へのアドバイス (本当は変わるべきだという皮肉と願いをこめて) 1 組織やヒエラルキーを重視し、自分の好奇心や自由奔放さを抑制するべきです。腰を低くして45度のお辞儀をするという気持ちが大切です。 2 コミュニティに…
前回に続いて、これから始まる物語の「伏線」です。留学記そのものとはあまり関係なくなってしまうのですが、研究テーマというのはどうやって始まるのが理想なのでしょうか? ====================================== 物事の真の意義はいつも明白とは限らな…
私が昔から心がけているのは、「流行を追わない」ということでした。これは、1991-94年までの最初の留学時にも非常に気をつけていたことです。これは、私の系譜の1つである江上不二夫さんの影響というのが大きいと思っています。 =========================…
Twitterやブログで、神経科学を中心に科学関係の情報を紹介しています。更にバージョンアップするため、日本で使用されている神経科学用語を日本語で正確に把握する必要性、そして最近日本で広く読まれている本の内容を把握することの重要性を感じています。…